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「スコーレNo.4」宮下奈都

スコーレNo.4「スコーレNo.4」
宮下奈都
光文社
2007年1月25日
勝手に評価:★★★★☆

 人生には4つの小さな学校(スコーレ)がある。家族、恋愛、仕事、そして――。
 骨董品店の三人姉妹の長女として生まれた麻子は、欲しいものを人と最後まで争ったことがない。すぐ下の妹、七葉のように欲しいものを人に渡さないほどの執着がない。親友のように仲のよい七葉は美しい子で、そのため子供の頃から可愛さで勝負することはあきらめていた麻子だったが、骨董店で父親から美しいものを見せられて育った審美眼が認められ、繊細な感受性を持った女性に成長していく。
 丹念に重ねられた日常の描写から立ち上がる瑞々しさに定評がある著者初の書下ろし長編。(光文社HPの書籍紹介より)

表紙と同じ印象を受ける爽やかな内容でした。そして、読了後はほんのり幸せで暖かい気持ちになりました。

全体的に緩やかな展開で行きつ戻りつしながら、丁寧にストーリーが描かれていきます。麻子の主観のみになっていて一体感がありますが、しつこくないですし、色や香りで感情表現されているので爽やかです。

最後のスコーレNo.4は、何だったんだろう…?と思います。私だったら「人生」を当てはめます。もしくは「未来」。でも、言葉じゃなくて漠然としたイメージが合ってるような、そんな気もします。

こういう繊細で変に無理の無い、等身大の大人の女性って憧れますね。
Author: chiro
ま行の作家(その他) | permalink | comments(4) | trackbacks(6)
 
 

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コメント:
なんか、読み始めたときはこんな読後感を想像していなかったので、とってもいい意味で裏切られました!これからももっとバンバン新作出して欲しいですよね〜!!
comment by: chiekoa | 2007/03/19 11:46 AM
そうですね〜。
淡々としてたので、後半が早く感じたくらいでした。
ちゃんとそれぞれの問題に結論が出ていくし、スッキリした上にハッピーエンドですからね。
羨ましい限りです(苦笑)。
長編をもっとバンバン出して欲しいですね〜!
comment by: chiro | 2007/03/19 1:09 PM
やっと読みました。つうか一週間前に読んだのだけど、感想がたまってたので、やっと書いたというのが本当のとこ。
前半はぐだぐだっとしてましたが、中盤からの疾走はすごく気持ちが良かったです。
とにかく読め!って感じの本ですね(笑)
comment by: しんちゃん | 2007/08/12 5:15 PM
>しんちゃん
読んだのですね〜☆
後半に主人公が大人の女性になってからの展開は、引き込まれていきますよね。
しんちゃんにも気に入ってもらえて嬉しいです♪
comment by: chiro | 2007/08/13 8:20 AM
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trackback by: ナナメモ | 2008/01/05 11:31 PM
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trackback by: "やぎっちょ"のベストブックde幸せ読書!! | 2008/03/18 5:32 PM